この言葉が生まれたのは、彼の徹底した金融緩和政策のことを指しています。株価が下がりそうになると金融緩和をして株価を支えてくれることから、それがあたかも株価の保険、つまりPUTオプションのようだという意味からついている言葉です。なんとこの用語は、証券会社の株式用語辞典にも収録されています。ここでは野村證券のページを紹介いたします。https://www.nomura.co.jp/terms/japan/ha/A02003.html
実は、この言葉はバーナンキの前のFRB議長グリーンスパンにも同様の言葉があります。「グリーンスパン・プット」。そのままんやないけという言葉かが飛んできそうですが、まさにそのまんまです。つまり、アメリカの中央銀行は、20年以上の長きに渡り、株価が下がりそうになると一貫して金融緩和をしてきたということなのです。勿論、効果があったからだと思いますが…。
安倍首相がバーナンキと会い、官邸筋からヘリコプターマネーという言葉を流行らせ、何とか株価を支えようと努力しているこのタイミングで、yahooニュースのトップ記事に「消費税10%肯定が過半数 」の記事が掲載されました。